世界は変わった。1913年の出来事以来、世界はかつてのそれとは分からない何かへと変貌を遂げていった。ヨーロッパは終わりのなき未来を追い求めて狂気に走った。スラヴ人はルーツに立ち返り、それがどれだけ古いものであろうと、過去を受け入れた。アメリカの自由の最後の灯火はその悲惨さに耐え切れず崩壊し、新たな名前達がアメリカという外套を身にまとった。東洋は古い鎖を断ち切り、社会主義と友愛のために団結した。その間の国々は、この新しい世界の渦中で何とか生き残ろうとした。旧世界の灰が地を腐食する中、未来と過去が衝突している。世界が燃え上がり、混沌が増す中、人類は「裁きの日」に日々近づいている。世界は変わってしまったが、また、世界は変わりつつある……。
Steamの概要欄より抜粋
ゲーム開始は1956年。
アジア
日本
日本内戦では大川周明率いる革命日本が勝利しアジア解放を名目に中国大陸、インドシナに社会主義傀儡政権を樹立。WW2ではイギリスを打ち破りここに太平洋の覇者、汎アジア労働者連邦が誕生した。
太平洋労働者連盟の盟主であり東アジアから南アジア、そしてアメリカ大陸の社会主義国家が名を連ねている。
太平洋労働者連盟加盟国家
極東共和国
北満洲中華化地区
華北国民連合
江淮人民連合政府
嶺南民主自治区
インドシナ革命共和国
シャム・コミューン共和国
ビルマ・コミューン
インドネシア共和国
ヒンドゥースターン社会主義共和国
ハイデラバード国
タミル・インド連邦
オセアニア人民連邦
オレゴン連邦コミューン
フィリピン人民共和国
ポートランド社会主義共和国
太平洋コミューン連合
アリューシャン暫定政府
中国大陸
南京と北京の内戦に日本が介入、そして社会主義者の蜂起が発生。
結果、以下の国家が成立する。
華北国民連合
江淮人民連合政府
嶺南民主自治区
内陸部に逃亡した国民党の残党、西安軍管区、南西国民革命軍司令部は抗戦を継続している。
活仏領
モンゴル、そしてチベットを征服したロマン・ウンゲルン・シュテルンベルクもといマハーカーラが支配する国家。
独自陣営「天啓聖軍協定」の盟主で大スキタイと汎アジア労働者連邦に挟まれながらも独立を維持している。
ユーラシアを巡る戦いは刻々と近づいている。
インド
インドは統一後、一度はイギリスの支配下に入るも本国が消滅してしまったことで再び軍閥時代に逆戻り。
様々な勢力が誕生し統一を巡り争いは続いていく。
ジャンガル人民連邦
ペルシア内戦で社会主義者が勝利した結果、周辺国をも征服し地域大国となった。
近隣のイタリア国民共和国、その傀儡国家との衝突は免れないだろう。
トルコ
ただでさえ分裂していたトルコはスキタイやイタリア、フランスの侵略を受け滅亡。
現在はコンスタンティノープル・フランス摂政領、ポンティア州、トロイ・イタリア摂政領の3つに分かれているが将来は安寧なものではなさそうだ。
中東
ヒジャズ王国はサウジアラビアを建国することに成功したがレバント地域はイタリア傀儡のマグナ・シリアなる国家が成立しイエメンはイタリアの直轄領となってしまった。
アメリカ大陸
北アメリカ
カナダは非現実国の傀儡政権、ヌーヴォ・キャナダ自動現象共和国とイギリスが亡命しているカナダ自治領の2つに分裂した。
現在は休戦状態であるが再びこの地に戦火に戦火が広がる日は近い。
北アメリカ(旧アメリカ合衆国)
アメリカに悲劇は起こり続ける。東海岸一帯を非現実国の傀儡政権が支配しているが本土の支配は行き届いておらず事実上の独立国家と化している。
理想主義者、民主主義者はむしろ珍しく若きバクーニン、イギリスからの亡命者や新興宗教、さらにはフライコーア、精神異常者まで様々な狂気的思想が入り乱れ多種多様な指導者が率いる軍閥が跋扈している..。
皆がアメリカの支配者となる日を夢見ている。
中米、カリブ海
実はここにも狂気的思想は紛れ込んでいる。
パナマ運河の権益を得るため非現実国はここにも植民地を設置している。
メキシコ南部には第十二軍区なる国家ができ地味ながらハイチ帝国が復活している。
キューバでは革命の予感が…?
南米
社会主義国家がかつて存在したブラジルは内戦に陥り加速主義者が勝利し国名をピンドラマ・シュルレアル国に変更した。そして新たにバルパライソ協定なる陣営を発足させた。
バルパライソ協定加盟国
ピンドラマ・シュルレアル国
新郷土チリ
しかし人々は狂気に立ち向かう。他の南米諸国は団結している…がボリビアで何やら…。
ヨーロッパ
ブリテン島、アイルランド
ロンドンへの核投下により連合王国は完全に崩壊した。
新たにヌ―ヴェル・ノルマンディが設置され史実では殺人犯だったカシミール・ダンケルクの元、苛烈な支配を行っている。
アイルランドは太陽連盟の一員として協力し統一に成功している。
スペイン
1936年から始まった内戦はフランスの支援を受けた国民戦線が勝利した。その後「国家サンディカリスト」レデスマ・ラモスが権力闘争に勝利し軍事化を進めついにはフランスと共にポルトガルを征服した。
しかしその栄光も長くは続かないだろう。ある大事件が起こってしまうのだから。
ドイツ
カール・ラデックの共産党はフランスに交戦した玉砕、ドイツは滅亡した。
その後非現実国によりウェストファリア連合、キール運河管区、プロシア自由国、南ドイツ連合国、オーストリア国民共和国の5つに分割されてしまった。この5つの国家は非現実国の傀儡国家でありフランス人による復讐が実行されている。
スカンジナビアとアイスランド
北欧にも加速の嵐が襲い掛かる。非現実国の協力の元加速主義者が政権を握り「北欧帝国」の建設に成功した。
イタリア国民共和国
フィウメはダンヌンツィオの死後、後継者のマリネッティによってイタリアへ侵攻。非現実国の協力もあり統一に成功した。東アフリカやリビア、イエメンまでも支配下に置き地域大国となった。
マリネッティの死後はチェザーレ・セラティが後継者となったが過度な支配は反体制派の活性化につながっている。
バルカニア
異教的な加速主義者によって統一された南スラヴ人国家であるが太陽連盟には入っておらず独自のスタイルをとっている。
非現実国(フランス)
みなさんご存じ、この世界の覇者にして主人公。アントナン・アルトーの下、加速の嵐を巻き起こし各国を征服、第二次世界大戦の覇者となった。
しかし絶対的な存在と言える彼らでさえも安定しているとはいいがたい、アルトーは死期が近く後継者争いは始まっている。アルトーの死後この国家がどうなってしまうのか…。それは誰にも予想できない。
ロシア
大スキタイ
古代のルーツ、スキタイ文化に戻った反動的な国家。かつては小国であったがパーヴェル・ゴルギュロフの下、ロシア統一という偉業を成し遂げた。
大戦に介入した後はユーラシアを代表する大国となった。
しかし産業は衰退、軍隊は盗賊と化してしまい緑色条約に加盟している同盟国やレジスタンスでさえも抑え込めない状況となっている。反乱の炎はすぐそこまで来ている。
スキタイの同盟国
サルマティア・コモンウェルス(ポーランド)、アヴァール州(ハンガリー)、ルーマニア軍団国の3国。
協力者としてふるまっているがサルマチアは離反を企てておりもし成功すれば第二のインテルマリウムが始まるだろう。
アフリカ
中央アフリカ
コンゴ戦争はハンス・ヒュッティヒのプロイセンコンゴが勝利した。自らをアーリア人と名乗り反動的な帝国を作り上げた。
ポルトガル王国政府は本土で敗戦し植民地に亡命してきた。本土への帰還を夢見ているが現実のものになるだろうか。
この2国は国境紛争を繰り広げておりもし本格的な戦争に突入すればこの地は地獄と化してしまうだろう。
南アフリカ
かつては英連邦の一員だった国家。貴重な民主主義国家であるがどのような運命をたどるのだろうか。
参考資料
【HoI4/Judgement Day】Red Floodが終わるとき、審判の日が訪れる 【mod紹介】
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