概要
国名:ヤクート(サハ共和国/ヤクーツク)
タグ:YAK
使用言語:ヤクート語/ロシア語
首都:ヤクーツク
政府/政党:国家統一党(PNE)
イデオロギー:国家自由主義
国家元首:ゲオルギー・バシャーリン
政府首班:アレクサンドラ・オフチンニコワ
人口:171,000
建国:1940年代後半~1950年代
解説
ヤクートは、中央シベリア共和国への侵攻を企てたゲンリク・ヤゴダが失敗した後にできた多くの国家の一つ。(ヤゴダ政権のソビエトが絶望的な権威主義と抑圧に陥った時に独立)ノヴォシビルスクと同様に、企業の利益によって大部分が支配されていることが特徴的である。
しかし、ノヴォシビルスクとは異なり、ヤクートは企業による準軍事組織だけでなく、犯罪組織とのつながりも強い。しかし、ノヴォシビルスクとは異なり、これらの企業の多くは準軍事組織を所有しているだけでなく、犯罪組織とも関係がある。この国には驚くほど豊富なダイヤモンド鉱山があるため、多くの人が潜在的な富の源と見なしている。
(史実ではサハ共和国では永久凍土の核爆破によってダイヤモンドを採掘していた)
ヤクートの多くの企業は鉱業における独占を維持する為、犯罪組織と提携し利益の名のもとに独自の準軍事組織を保有している。政府は民主的なのだがこの犯罪組織、マフィアによる犯罪が国内では蔓延しており治安は良くない。
ゲームでは
ヤクートは統一国家ではないので、極東の6つの統一国家のいずれかが攻めてくるまでは、ほとんど影響を受けることはない。チタは、ヤクルトに平和的併合の機会を与えた唯一の統一国家として注目されている。
しかし、他の5つの軍閥は、ヤクートにそのような申し出はしない。特にブリヤートは、併合専用のフォーカスツリーを持たず、その代わりに1回の決断で併合することになる。
指導者/政府首班/官僚一覧
指導者
名前:ゲオルギー・バシャリーン
役職:ヤクートの指導者
生年月日:1912年3月21日(49歳)
国籍:ヤクート
所属政党:国家統一党(PNE)
イデオロギー:国家自由主義
説明
バシャリンはヤクートで横行する犯罪、そして略奪的な資本主義の真っただ中でも誠実さと透明性が見られる政治家で尊敬される「砦」であり続けている。しかし寡頭制の周辺国に何かを行うことはできずに統一国家によって併合されることがしばしば。
彼は民主政府を樹立した際、壮大な改革を約束したものの夢を実現する事は困難であった。建国から間もなくダイヤモンド埋蔵量が地元企業の注目を浴び、企業はこぞって採掘を開始し独占しようとした。結果国内は独自の軍隊とマフィア組織のつながりのあるオリガルヒが事実上支配しておりバシャリンの自分が統治している人々を心から助けたいという願いはかなわないだろう。権限もほとんどないため見せかけの指導者でまさに操り人形と呼んでも過言ではないだろう。
ゲーム内説明
この混乱と不安の時代の中で、ゲオルギー・ブロコピエヴィチ・バシャーリンはヤクートの独立精神に関する代表的人物とされる。困窮した張民の大家族に生まれたバシャーリンは教育で挽回すると決意した。
モスクワで歴史学と文学を学び、ロシアにおける最後の平和であった数年間の同に故郷に戻ってきた。対独戦争でもシベリア戦争でも徴兵を逃れ、ヤクートの自由に向けた戦いのためにリベラルな民族主義的運動に参加した。やがてソ連最高会議の差し向けた軍隊が退却していったため、知識人のサークルの中では夢が実現したかのように見えていた。
ヤクート共和国の建国と共に民主政府が樹立され、政府は大改革と国 衆の自由を約束した。しかし建国間もない共和国は現実を目の当たりにした。ダイヤモンドといった豊富な天然資源は国家の開発に役立つと考えられていたものの、実際は逆に国家を苦しませることになった。鉱業は地元企業が独占し、得られた利益は企業存続のために賄われていた。ヤクート内部においては、より円滑な事業推進のために独立した軍事力を持った「国家内国家」が形成され権力を蓄えていった」 マフィアが絡むオリガルヒが政府の干渉なしに自由に機能してしまったため、国内では犯罪が蔓延った。
逆境の中でもゲオルギー・バシャーリンは誠実で透明性の高いとし て、最善を尽くして共和国政府を動かし続けている。しかし、バシャーリンが国際社会で尊敬されたとしても、砦の回りに潜むオリガルヒ に対抗するための手立てはほとんどない。今バシャーリンができるこ とは、ヤクートの民族主義の炎が燃え上がるよう祈ることだけである。
その他
ヤクートの国旗は現実のサハ共和国にあるアイハルなる都市の旗の色違い。このアイハルはダイヤモンド採掘のために建設された都市型集落の1つであり同じくダイヤモンド採掘が大きなトピックであるTNOヤクートと似ていると言えるだろう。
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