[TNO] カムチャツカ(太平洋艦隊)

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概要

国名:カムチャツカ/太平洋艦隊(正式名称)

タグ:KMC

使用言語:ロシア語

首都:ペトロパブロフスク・カムチャツキー

政府/政党:ユマシェフ派

イデオロギー:共産主義

国家元首:イワン・ユマシェフ(提督)

人口:239,270

建国:1940年代後半~1950年代


解説

カムチャツカ半島は、イワン・ユマシェフ提督率いる太平洋艦隊(赤軍)の残党が支配している。艦隊は当初、モスクワを失ったゲンリフ・ヤゴダのソビエト共和国軍の指揮下に入ったが、ヤゴダ政権が崩壊するとカムチャツカに逃げ込み、廃墟となった都市や漁村に臨時の海軍基地を作っている。

イワンは物資の調達もままならない環境で部下全員を餓死させるか生き残るために海賊行為、密輸入を行うかの選択を余儀なくされ後者を選んだ。


ゲームでは

ゲームではしばしば天命ロシアの障壁となる以外、メインMODでは全くと言っていいほど目立たない国家の1つ。天命シベリアでプレーする場合は最初のターゲットとなる為すぐに消えていることが多い。

かつて存在したサブモッド「Kamchatka:The Pacific Fleet」ではプレイアブルコンテンツを追加することが出来たが現在は英語版が削除され中国版しか公開されていない。

このMODでは太平洋艦隊が国を離れ西ロシア革命戦線に参加する準備をしている時にプレイヤーがカムチャツカとしてプレーする。


指導者/政府首班/官僚一覧

指導者

名前:イヴァン・ユマシェフ

役職:カムチャツカの指導者(提督)

生年月日:1895年10月9日

国籍:ロシア

所属政党:ユマシェフ派

イデオロギー:共産主義


解説

ユマシェフはどんなに悲惨でみじめな状況に陥ったとしてもそして1人も飢えで死ぬことがないように全力を尽くす上司の鑑。彼はロシア帝国海軍と赤色海軍で50年間勤務してきたが今まで航海してきた国は存在しない。

そしてニコライ・ペトリン(マガダン)が地域統一を果たすとユマシェフはロシアに戻りペトロパブロフスクの町を歩きながらペトリンが慈悲深い共和国を作ろうとしていることを誇りに思うだろう。


ゲーム内解説

イヴァン・ステパノヴィチ・ユマシェフ提督は、連邦がもはや存在しないにもかかわらず、数十年間を赤色海軍で過ごしてきた。これまでに航海した海は、バルト海からオホーツク海まで多岐にわたるが、最近ではベーリング海を見つめることが多い。大東亜戦争中は太平洋艦隊を指揮し、海域を哨戒し、時には日本海軍の艦舷との小競り合いもあった。ウラジオストクに滞在していた時にソ連敗戦のニュースを聞いた彼は、すぐに行動を起こして、日本の手先が来る前に艦隊を港から出航させた。

混乱が落ち着くと、ユマシェフ提督とその将校たちはヤゴータ政権に忠誠を誓い、ヤゴーダ政権は艦隊に一時的な仕事を斡旋した。反動主義者が押し寄せる中、ユマシェフの海は、包囲されたブリアムールの要塞から遠く離れた場所に新たな家を探さなければならなかった。 ペドロパブロフスク=カムチャツキーの街はソビエト政府やほとんどの住人に放棄され、いくつかの村を除いてはインフラはほとんど残っていなかった。カムチャッカの海岸は赤色海軍の陸上司令部となり、小さな漁村は間に合わせの海中基地となった。

文明から遠く離れた場所で、極東赤色海軍は船の側面の氷を削ることしかできず、この地域が混乱と内紛に陥るのをただ無力に見つめていた。物音や燃料を得るための合理的な方法がないため、船員たちは太平洋での海賊行為や密輸で生計を立てるようになり、日本とアメリカの海洋競争における新たな障害となった。ユマシェフ提督は、自分の部下が変わってしまったことを好ましく思っていないと言えるが、地球の端で生きるための唯一の方法を部下から奪うことはないと断言できるだろう。

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